この日、ティーボはクズルス・キルギス自治州にあるカラクリ湖へ向かう予定であり、他の日本人4人はパキスタンのフンザ渓谷へ向かうという。フンザ渓谷は映画「風の谷のナウシカ」の舞台のモデルとなったいわれている風光明媚なスポットであり、私も一緒に行きたかったのだが、予め取得していたウズベキスタンビザの有効期限が迫っているため、キルギス入国を急がねばならない。
ということでここでみんなとは別れることとなった。最後にみんなで朝食をとり、記念撮影する。
この日は色満賓館へ宿泊することに。一泊30元である。
荷物を部屋に置き、カシュガル市内の観光に繰り出した。
アバクホージャ、エイティガールを観光後、バザールを散策する。
カシュガルは中国の中で最も西に位置する都市であることもあり、異国情緒たっぷりである。何の知識も持たずカシュガルに降り立てば、そこが中国とは到底思えないだろう。街ではウイグル人が目立ち、建物も基本的にイスラム建築であり、ここが東トルキスタンの地であることを実感する。