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重慶

重慶

CHONGQING

訪問日時: 2015.9.20 ~ 9.26 (1元=約19円)

空港から市内へ: 重慶江北国際空港には軌道交通(地下鉄)3号線が通っている(市中心部へは約40分ほど)

 

 

重慶市エリアガイド

重慶の中心部は、北側を嘉陵江、南側を長江に挟まれた渝中区と呼ばれる地区である。中でも 解放碑周辺エリアは歩行者天国になっており、グッチやルイヴィトンなどの超一流ブランドの店舗が軒を連ねる。解放碑から数100メートルも離れれば、混沌 とした中国らしい街並みに変わる。解放碑の最寄り駅は軌道交通1号線の駅・较场口で、宿を探すならこの周辺が何かと便利だろう。他にも繁華街と呼べるような場所は、北岸側の観音橋がある。

今回は较场口から1駅の小什字駅からほど近い、Slipper Hostel のドミトリー4人部屋に宿泊。一泊45元ほど。宿泊客は私以外中国人のみで男女比は半々ぐらい。カップルの男女が経営しているゲストハウスで二人とも非常 にフレンドリー。トイレとシャワーは男女別に公共のものが1つずつあるだけで、トイレとシャワーが文字通り一体となっていて、和式便所にまたがり、見 下ろしながらシャワーを浴びるタイプだった。ゲストハウス自体は高層マンションの20階の1ルームだけであり、マンションの外に1つも看板などがなく、玄関の前まで行って初めてそこがゲストハ ウスだとわかる。非常にわかりづらい場所にある。

基本的に曇っており、所狭しと高層ビルが連なる街並みは香港を彷彿とさせるものがある。山城という異名を持つほど、重慶自体、山を切り拓いて山の上にできた都市であり、坂も多く、自転車に乗っている人はほとんど見かけない。起伏の激しい土地に高層ビルが立ち並んでいるため、幾重にも建築物が重なっているように見え、街全体が立体的な景観を形作っている。

治安は非常に良いと感じる。夜10時、11時になっても女性が一人で歩いているし、ちょっとした広場では、おばさんたちが数十人くらい集まって中国の歌を大音量を流しながら、バーバー舞と呼ばれる踊りを踊っていたりする。

英語はほとんど通じず、そのせいかわからないが、道を聞いても一言も発せず指で方向を指すだけ、といったことが多かったように思う。

重慶は今でこそ政府直轄地となっているが、もともとは四川省の一部だった。そのため重慶のレストランは四川料理が多い。中でも激辛の重慶火鍋の店があちこちにある。土産屋にも重慶火鍋の元となる「火鍋底料」が20元~40元程度で売られている。

 

観光地はどんなところがあるか

重慶は春秋戦国時代からの古い歴史をもつため、磁器口古墳(ツーチーコウ)・洪崖洞(ホンヤードン)といった歴史的建築物も残っている。また日中戦争中、当初国民党が臨時政府を置いていた南京が日本軍の手に落ちた後に臨時首都を置いたのが重慶であるなど、革命史跡にも事欠かない。郊外にはカルスト地形が連なる武陵や、仏像の石刻で知られる大足といった世界遺産もある。今回は行かなかったが圧倒的な規模を誇る三峡ダムをめぐる三峡クルーズも有名である。

今回の旅の中で最も感銘を受けたのは武陵である。そのカルスト地形のスケール感、延々と奇岩がつらなる風景は日本はおろか、世界でもそう見られるものではないのではないか。霧のせいで地形がくっきりと見えないところも逆に神秘的な雰囲気を一層増すのに一役買っている。重慶訪問の際はぜひ武陵にも足を運んでみてほしい。重慶の南東170kmに位置し、バスで片道3時間ほどかかる。今回は「天坑三橋」「地縫」という2つの見どころを周る1デイツアーを利用した。昼食付きで350元。

その他、渝中の北東にある朝天文広場からナイトクルーズも出ている。1時間ほどかけて朝天文広場から嘉陵江と長江をぐるっと周遊する。39元。解放碑周辺の超高層ビル群の夜景を楽しむことができるが、ネオンライトもまばらに点いているだけで、そこまできれいな夜景ではなかった。

 

重慶には美人が多い、は本当か

中国で美人の産地といえば、成都・重慶の名は必ず挙がる。実際に訪れてみて、確かにオシャレでスタイルが良い天然の美人が多いように 思えた。日本帰国後に思ったことだが、やはり日本人の方が美人は多い気がする。ただ日本の女性は化粧がある水準まで完成されているからそう思えるのであっ て、重慶では中国らしくそこまで化粧が濃い人は見かけなかった。それでも美人が多いと感じるくらいだから、「原石」ベースではやはりその通りなの だろう。

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